AI資格：E資格とはどんな試験なのか？
AIエンジニアの資格試験として有名な資格で、ディープラーニングの理論を理解し、実装する知識や
技術を持っているかどうかを判定する試験です。
この資格を保有していると、データサイエンティストやAIエンジニアとしての基本的な知識や
実装できるスキルを有しているかどうかを証明することが可能です。
試験概要
受験資格 ：JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること
試験時間：120分
知識問題：多肢選択式・100問程度
受験場所：各地の指定試験会場にて受験 （申込時に、希望会場を選択）
出題範囲：シラバスより、JDLA認定プログラム修了レベルの出題
受験費用
一般：33,000円（税込）
学生：22,000円（税込）
会員：27,500円（税込）
E資格を受験するためには、JDLAが認定する講座を受講することが必須となっています。
どの認定プログラムを受講したら、合格を効率的に勝ち取ることができるのか比較してみました！
＼ おすすめの認定講座 ／
各講座の詳しい比較は本文下をスクロール
E資格に過去問はあるのか
E資格の過去問はない
結論、E資格の過去問は公開されていないようです。日本ディープラーニング協会では試験問題の公開を禁止しており、受験した人も内容を公開しないように求められるため、過去問での出題傾向を把握することは難しい状態です。
どうやって問題形式に慣れていくか
過去問や例題は公開されていないため、勉強方法としては一般で出版されている問題集を活用して
自分で時間を図りながら問題を解いていくか、認定プログラムで提供される模擬試験や想定試験を受けながら、120分試験時間のうち100問を解き終わる感覚をつかんでいく必要があります。
認定プログラムの受講が必須であることが受験の条件であることから、認定プログラムが提供する模擬試験を受けることが一番の近道だといえそうです。
E資格 JDLA認定プログラム 比較
個人向けの対策講座の提供がある認定プログラムをご紹介いたします。
各講座の特徴や料金体系・模擬試験や想定試験の有無を比較していきます。
Study AI
Eラーニング形式の講座を受講する形式でディープラーニングの知識を培うことができます。
E資格受験対策での演習問題も180問以上用意されています。
| コース名 | 3ヶ月で現場で潰しが効くディープラーニング講座 |
| 特徴 | ・e-ラーニング 応用数学（6H）/ 機械学習（5H）/ 深層学習（30H） ・サンプルソースコード（機械学習10単元以上、深層学習20単元以上） ・ 修了テスト（修了認定模擬試験） – ・演習問題180問以上 – E資格試験対策セット |
| 合格率 | 87％ |
| 料金 | 495,000円 |
| 修了条件 | ・実装演習レポートを全て提出 ・修了テストで正答率95％以上の取得 |
| 学習するワークフロー | TensorFlow |
| 個人向け | 〇 |
| 模試の有無 | 〇 |
| 受講期間 | 3か月 |
株式会社 Present Square
低コストでAIエンジニア育成を目指した講座を展開するスクールです。
| コース名 | [低コストで実務者育成] AIエンジニア育成講座（E資格対応） |
| 特徴 | ・詳細な講義テキスト ・120問の確認問題 ・コード実装力を図る4つの修了課題 ・423問の想定終了試験 |
| 合格率 | 88.9％ |
| 料金 | 先行受付： 86,900円 一般：107,800円 ＊G検定合格証書提示で1000円割引 |
| 修了条件 | |
| 学習するワークフロー | PyTorch |
| 個人向け | 〇 |
| 模試の有無 | 〇 |
| 受講期間 |
Aidemy
合格保証制度があるE資格対策講座を展開するスクールです。
| コース名 | 【給付制度対象】Aidemy E資格対策講座（合格保証、コーディング演習豊富） |
| 特徴 | ・合格保証制度 （2回目の受験までの教材利用継続・チャットサポート継続） ・100時間以上の学習内容 ・チュータ制度 ・Aidemy独自の学習システムで事前環境準備不要 |
| 合格率 | – |
| 料金 | 298,000円 |
| 修了条件 | ・カリキュラムに記載されているコースを全て学習 ・「添削問題」を全て提出している ・修了テスト(選択式・106問)を受験し64点以上を取得 ・実技テスト(記述式/50点満点)を受験し35点以上を取得 |
| 学習するワークフロー | Tensorflow |
| 個人向け | 〇 |
| 模試の有無 | 〇 |
| 受講期間 | 3か月 |
Aidemyについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に、読んでみてください。
キカガク
試聴期限のない動画が試聴し放題のコースを展開するプログラミングプラットフォームです。
| コース名 | 自走できるAI人材育成になるための長期6ヶ月コース |
| 特徴 | 週1回のメンタリング オンラインの動画視聴 試聴期限無制限 修了率：9３％ |
| 合格率 | – |
| 料金 | 792,000円 →給付金適用：237,600円 |
| 修了条件 | ・AI人材育成長期コースの動画学習完了率100% ・機械学習モデルの精度90%以上 ・機械学習搭載のアプリケーションの作成 |
| 学習するワークフロー | PyTorch |
| 個人向け | 〇 |
| 模試の有無 | 〇※E資格事前確認テストの受講 |
| 受講期間 | 無制限 |
キカガクについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
Skillup AI
JDLAに認定された講座第１号を展開するプログラミングスクールです。
予習動画と対面/ライブ配信での講義を組み合わせる形で知識と実践スキルを定着させる講義形式が特徴となっています。
| コース名 | 現場で使えるディープラーニング基礎講座 |
| 特徴 | ・JDLA認定プログラム第1号 ・画像認識モデルの作成 ・知識テストに合格 |
| 合格率 | 94.1％ |
| 料金 | ライブ配信：196,000円（税込 215,600円） オンライン動画： 23年2月向けのみ 88,000円 (税込:96,800円) |
| 修了条件 | 受講開始から9か月までに下記をクリア 1．基準精度を上回るDLを活用した画像認識モデルの作成 2．E資格出題範囲をカバーする知識テストに合格 |
| 学習するワークフロー | PyTorch |
| 個人向け | 〇 |
| 模試の有無 | 〇 |
| 受講期間 | 1年間（質問期間6か月） |
AIジョブカレ
| コース名 | 【祝上場キャンペーン中】AIジョブカレ/ E資格向け対策講座（法人向けはハンズオンあり） |
| 特徴 | オリジナル予想問題集&解説動画付きE資格直前対策講座(動画のみ) ・質問対応 ・Python+数学講座（全10回） ・機械学習講座（全8回） ・ディープラーニング講座（全10回） |
| 合格率 | – |
| 料金 | 229,900円 |
| 修了条件 | ・ディープラーニング講座を受講修了 ・修了試験合格 ・機械学習講座の修了試験に合格 ・数学講座の修了試験に合格 |
| 学習するワークフロー | 不明 |
| 個人向け | 〇 |
| 模試の有無 | △ 各講座の修了テストあり |
| 受講期間 | 6か月 |
AIジョブカレについて、より詳しいスクール情報・口コミなどを知りたい場合は、こちらもごらんください。
AVILEN
実務経験が豊富なデータサイエンティストが監修するコースとなっており、合格率90.4%を誇るオンラインコースを展開するプログラミングスクールです。
| コース名 | 【オンライン特化】全人類がわかるE資格コース |
| 特徴 | ・6か月間質問し放題 ・コーディング演習問題＋添削 ・講師とビデオ通話での学習相談 ・530問以上の試験対策問題 ・オンライン |
| 合格率 | 90.4％ |
| 料金 | 182,600円 |
| 修了条件 | 本試験を想定した、基礎と深層学習の修了テストに合格すること |
| 学習するワークフロー | PyTorch、TensorFlowどちらも選択可 |
| 個人向け | 〇 |
| 模試の有無 | 〇 |
| 受講期間 | 6か月 |
AVILENについて、より詳しいスクール情報が知りたい場合、口コミなどを確認したい場合は以下の記事もご覧ください。
AI研究所
製造業の技術者を育成してきた経験から、短期間で実務で活躍できるAIエンジニアの育成を目指した講座を展開するプログラミングスクールです。
| コース名 | 費用を抑えて最短合格！E資格対策ディープラーニング短期集中講座 |
| 特徴 | ・東大・慶大教授による4日間の講座 ・模擬試験 全119問 ・会場・オンライン・E-ラーニング ・丸暗記用テキストあり 修了率：99.2% |
| 合格率 | – |
| 料金 | 184,800円 →8月末までキャンペーン中 107,800円 |
| 修了条件 | 講座を全て修了すること |
| 学習するワークフロー | 不明 |
| 個人向け | 〇 |
| 模試の有無 | 〇 |
| 受講期間 | 1か月 |
AI研究所について、より詳しいスクール情報が知りたい場合、口コミなどを確認したい場合は以下の記事もご覧ください。
AI資格：E試験対策のまとめ
個人向けコースを提供している、各社のE資格認定プログラムを比較しました。E資格の合格を目指すためには認定講座の受講が必須のため、模試もあるプログラムを選ぶか、受験資格を得る短期間の講座を受講するなど、ご自身のスキル状態に合わせて上記比較を参考に選択いただければと思います