サブスク型プログラミングスクールの選び方・メリットデメリット・各スクールを紹介!

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✓サブスク型のスクールってどうなんだろう?
✓サブスク型と従来型のプログラミングスクールの違いを知りたい

将来、高度人材として活躍してみたいけど、AIに関するプログラミングスクールの受講料って正直高いですよね…。挫折せずに続けられるかわからないのに、高いスクール料金を払っても大丈夫か不安になってためらってしまいます。

ただ、月額で安くAIに関するプログラミングを学ぶことができる方法があります。

それは、サブスク型のプログラミングスクールを利用することです!
そんなサブスク型プログラミングスクールのメリットデメリット、サブスク型プログラミングスクールにはどんなものがあるかを以下で説明します。

サブスク型プログラミングスクールの受講デメリット

サブスク型プログラミングスクールを使えば、AIプログラミングに自分が向いているかどうか、AIや数学的な授業についていけるか見極めることができますし、一気に高い料金を払わずに、勉強を始めることができて、おすすめです!

しかし、気軽に始められる一方、サブスク型プログラミングスクールが向いていない人もいます。

・ダラダラと続けてしまう可能性がある
受講期間が自分で自由に決められるため、獲得したい知識を得るために、時間をかなりかけてしまうことがあります。サブスク型スクールを受講する際は、自分で利用する期間や、自分のスキル獲得のゴールを明確にしたうえで、受講することをお勧めいたします。


・キャリアサポートがあるスクールが少ない
受講料を安く抑えるために、キャリアサポートなどのサポートがないスクールが多いです。
プログラミングスキルを上げた後、転職も併せてしていきたい・フリーランスとして活躍するため案件を紹介してほしいと考えている方にとっては、逆に遠回りになってしまう可能性があります。その場合は、サブスク型スクールではなく、転職サポートやフリーランスへの案件紹介が充実しているスクールを検討することをお勧めいたします。

サブスク型プログラミングスクールの受講メリット

サブスク型のプログラミングスクールと従来型のプログラミングスクールの違いはどういったところにあるのでしょうか。サブスク型のスクールのメリットとしては、以下3つを上げることができます。それぞれ詳しく説明いたします。

1.月謝制
2.受講期間が決まっていない
3.解約金がかからない

月謝制

従来型のプログラミングスクールの受講料は、平均して数十万からとなっており、すぐ申し込みに踏み切れるような金額ではありません。そのため、高い金額を出しても見合う知識が得られるかついていけるか申し込み前に不安に感じ、受講をためらってしまったり、受講申し込みのハードルを乗り越えた後も、高い受講料を払ったにもかかわらず、仕事との両立がうまくいかずカリキュラムを消化できずに終わってしまう、講座内容が自分に合わずに挫折してしまう人も少なくありません。

その点、サブスク型のスクールでは、多額の料金を一気に支払う必要がなく、月に必要な金額が従来型と比べて安く抑えられるという点では、新しいジャンル、新しい言語に挑戦しようと二の足を踏んでいるIT未経験者にとって、少ない料金で試しに勉強を始められることにもつながるため、心強いサービスといえます。

受講期間が決まっていない

従来型のプログラミングスクールでは受講期間が3か月・6か月・9か月と決まっています。

一方、サブスク型では受講期間が決まっていないため、受講期間を自分のペースで自由に設定することが可能です。短時間で集中的に受講することもできますし、仕事と両立しながら必要な知識を短期間で獲得するのが難しい方は、自分のペースで少しづつカリキュラムを進めることも可能です。

解約金がかからない

サブスク型のプログラミングスクールは、月額制のため、違約金や解約金をかけずに講座の受講を中止することができます。解約の申し出のタイミングは各社違いがありますが、仕事との両立がうまくいかず受講を進めることができなくなっても、従来型のプログラミングスクールに比べて、気軽に受講を中止することができます。

プログラミングに興味があるけど、続けられるか不安と思っている人にとって、気軽に、学習にむけて一歩踏み出しやすい環境です。

サブスク型プログラミングスクールで失敗しない選び方

上記のメリットを享受するため、サブスク型のプログラミングスクールでの学習を始めたいと思っている方向けに、サブスク型スクールの失敗しない選び方をお伝えしたいと思います。

以下を参考に、自分に合ったサブスク型のプログラミングスクールを選ぶ指標にしてみてくださいね!


1.スクールを利用する目的を明確にする
教養としてプログラミングを身につけたいのか、資格試験対策のためなのか、エンジニアへの就職や転職を目指すのか、あるいはフリーランスエンジニアとして働きたいのか、それぞれの目標を実現できる学習内容であるかを明確にしておきましょう。

2.どの言語を学びたいのかを明確にする
スクールによっては、学べる言語が限られているスクールがあります。例えば、Pythonに特化したスクールもあれば、いろんな言語やフレームワークをすべて学び放題にしているスクールもあります。自分が学びたい言語や、学びたい内容がサブスク型で受講ができるか事前に確認しておくことをお勧めします。

3.料金
 毎月支払う受講料のほかに、入学金が必要になるところもあります。また、毎月の受講料も数千円から受講できるスクールや、そうではないスクールもあるため、受講料と自分が学びたい内容が見合っているか確認しておきましょう。

4カリキュラム内容
基礎的な内容を中心にサブスクの範囲としているスクールもあれば、実際の開発現場でも使える実践的なスキルにまで踏み込んだ内容を学べるスクール、試験対策に特化したスクールもあります。
自分が目指したいゴールに向けて、学びたい内容がサブスク型のスクールであるかどうかも確認しておくといいでしょう。

5.転職や就職の実績
あまり多くはありませんが、転職や就職をあっせんしてくれるスクールもあるため、スキルアップ後に転職を検討している方は、転職サポートも受けられるスクールかどうかも調べておきましょう。

6.口コミ・評判
受講生の口コミや評判は、Google検索すれば、プログラミングスクールに関するさまざまな情報を得ることができます。ただあまりの情報の多さに、どれを信じればよいのか困ってしまうことがあります。そのようなときは、卒業生の口コミを重点的に見ていくことをお勧めします。卒業生の口コミは、実際にそのスクールを経験した人でしか知りえない貴重な情報が詰まっています。

7.自分の感性に沿って選ぶ
上記、6点で比較しても決められない場合は、自分がそのスクールで学びたいか、講師や講義内容が好きになれそうかで選ぶとよいでしょう。

AIが学べるサブスク型プログラミングスクール

では、AIが学べるサブスク型プログラミングスクールを以下のジャンルごとに比較しながら見ていきたいと思います。

1・知識習得をメインとしたサブスク
2・知識習得+転職サポートがあるサブスク
3・E資格試験対策に特化したサブスク

知識習得をメインとしたスクール

Techgym

こんな人におススメ!
・通学して直接質問を行って、疑問を解消したい!
・会員コミュニティに参加して、情報交換を行いたい!
・E資格試験レベルの機械学習・ディープラーニングの学習を少しづつ進めたい

プログラムに専念できる専用のカリキュラムが用意され、自習形式のスクールです。次週に特化した教材を用意しており、実際にお題のアプリを開発しながら進めます。わからなくなった場合は、適宜教室の担当に質問することが可能です。特に、AIエンジニア養成コースは、Pythonだけでなく、機械学習・ディープラーニングの各モデル・関数など網羅的に学ぶことが可能です。

自習に特化した教材・活発な会員コミュニティ
学習が可能な言語数:Python、Ruby on Rails、Google Apps Script
月額料金:22,000円/月 
入会金:33,000円
退会可能なタイミング:前月10日まで

AIを網羅的に学習できるためおすすめ

Recursion(リカージョン)

こんな人におススメ!
・GAFAの本場米国大学のコンピュータサイエンスの教材を使用してインプットとアウトプット学習を行いたい
・シリコンバレー企業在籍エンジニアのコードをお手本にしたい
・コンピュータサイエンスに特化して学びたい
・チーム開発の手法を実践を通して学びたい
・充実の学習サポートを受けたい
・仲間づくりができるコミュニティ・イベントに参加したい


シリコンバレーのエンジニアが当たり前に学習しているコンピュータサイエンスを学習できるオンラインの学習コンテンツサービスです。500問以上のコーディング問題が用意されており、学習した知識を効率よくアウトプット学習ができるようになっています。チーム開発では、実際に3人のチームメンバーと1人のメンターをチームとして一つの課題に取り組みGitで管理していくなど、実践を通した開発手法を学べるようになっているようです。

料金:月額$61 年額 $588 
入会金:なし
学習できる言語:Python, JavaScript, PHP, Java, C++
学習できるフレームワーク:Django
退会可能なタイミング:いつでも可能

PyQ(パイキュー)

こんな人におススメ!
・最終的には、AIを学びたいが、まずは入門レベルから学習を進めたい
・機械学習・統計分析を最終的に学びたい
・自分に合っているか事前に体験したい

Pythonに特化したカリキュラムが用意されており、入門から業務レベルまでの内容が網羅されています。データ分析をしてみたい方向けのコースや、機械学習を学べるコースも用意されています。一番リーズナブルなライトプランでは、過去に質問された内容の閲覧や、プロへの質問はできませんが、かなりリーズナブルで、機械学習まで学べるようになっているようです。また、無料の体験コンテンツがあり、有料コンテンツを申し込む前に体験することが可能です

料金:個人ライトプラン:¥3,040(税込)/月 個人スタンダードプラン:8,130円(税込)/月 
退会可能なタイミング:随時

SAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ)

こんな人におススメ!
・プログラミングだけでなく、開発管理など様々な教材を学びたい
・月額・入学金を安く抑えたい!
・転職就職サポートを受けたい!(制限あり:年齢が満20歳から31歳の間の方)
・現役エンジニアとのマンツーマンレッスンを受けたい!
・最終的には、AIを学びたいが、初心者のためまずはPythonと思っている

40種類以上もあるすべての教材が学び放題、質問し放題のサブスク型プログラミングスクールです。
大きな特徴は、現役エンジニアとの回数制マンツーマンレッスンのひと月あたりの回数によって料金パターンが、3種類用意されています。月1回のマンツーマンレッスンのチケットを受けられるLiteコースは月額2980~とかなりリーズナブルな価格設定になっています。Pythonプログラミングによるアプリ開発を学ぶことが可能です。

学習が可能な言語数:15種類以上
月額料金:ライトプラン:2,980円/月 ベーシックプラン:4,180円/月
入学金:なし
解約可能なタイミング:随時

Codegym Monthly

こんな人におススメ!
・専属のコーチがついてほしい!
・目的に合わせた学習プランを立ててほしい
・マンツーマンレッスンを受けたい!
・最終的には、AIを学びたいが、初心者のためまずはPythonと思っている
・Python・Djangoの扱いに慣れておきたい

それぞれの目標や予算などに応じて、担当コーチと一緒に相談しながら学習内容を決めていくマンツーマンの学習支援サービスです。教材は、オリジナル教材・市販教材・動画教材・インターネット上に無料公開されている教材・外部サービスなどを使用し学習することが可能です。AIに関しては、Python / Djangoの扱いがあります。

受講者は、本人名義のクレジットカードが使用できる成人の方(18歳〜)を対象としています。
こちらもコーチング回数によって、3つのプランが用意されており、ライトプランでは、25分×月2回のコーチング・技術相談(Zoom もしくはGoogle Meet)、チャットサポート(Slack)による相談が可能です。

学習が可能な言語数:50種類以上
月額料金:ライトプラン 24,970円/月 
入会金:20,000円(税込) ※無料相談で入会金OFFクーポンあり
退会可能なタイミング:14日前までに専用フォーム申し込み


知識習得+転職サポートがあるスクール

DIVE INTO CODE

こんな人におススメ!
・機械学習やPythonをリーズナブルな価格で学習したい!
・質問を何度でも行いたい!
・学習のゴールをもとにした学習計画を立ててほしい
・コンテンツ試聴だけでなく、課題を解きたい
・受講生 & 卒業生限定のコミュニティで情報交換を行いたい
・現役エンジニアの個別レッスンを受けたい

全19のコースが用意されており、機械学習・Rails・Linux・Pythonなどのコースから好きなものを選んで学習することが可能です。課題提出はできないが、すべてのコンテンツの閲覧が可能なライトプランや、課題提出は行いたいが、カスタマイズした学習計画まではいらないスタンダードプラン、現役エンジニアからの個別レッスンや自分にカスタマイズされた学習計画などサポートを充実してほしい方向けのサポートプランの3パターンが用意されています。

学習が可能な言語数:全19コース学び放題
AIに関するコース:機械学習エンジニアコース
月額料金:ライトプラン ¥1,010/月(税込) スタンダートプラン ¥4,980/月 (税込)
     サポートプラン ¥30,000/月(税込) 
入会金:0円
退会可能なタイミング:いつでも可能

E資格試験対策に特化したサブスクスクール

ラビットチャレンジ

こんな人におススメ!
・E資格受講認定講座の受講を安く済ませたい。
・E資格試験対策を行いたい
・仕事と両立しながら、E資格試験対策を行いたい
・基礎的な数学・AIに関する知識は持っており、本格的な証明できるスキルを身に着けたい

Study-AI株式会社が提供する、月一定額でE資格試験対策及び受験資格であるJDLA認定プログラムの受講認定をとることのできるサブスク型のE資格試験対策のオンラインサービスです。
単元ごとにテストが組み込まれており、そのテストに合格できないと次の単元へ挑戦できないようになっている点が一番の特徴です。

料金:\3,300/ 月(税込) 
入会金:22,000円(税込) *高等専門学校生割引:半額(1万円引き)あり
退会可能なタイミング:退会したい月の前月末日までに申請
すべてのコンテンツを終了するとE資格試験受講資格取得ができます。

サブスク型プログラミングスクールのまとめ

AIに特化したサブスク型のプログラミングスクールやオンラインサービスを調べてみました。
入学金不要で、月3000円ほどから気軽に学習が可能なスクールや、がっつりサポートも受けられるスクールまで様々なサブスク型のスクールがありました。

ぜひ、スクール選びの参考にしていただければと思います。

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