「ビットランドAIの評判って実際どうなの?」
「ビットランドAIの料金プランはお得?」
「ChatGPTやミッドジャーニーなど単体で使った場合と比較して費用対効果はどうなんだろう?」
生成AIサービスはいろんなものが各社から出ており、文章生成にChatGPTを使用し、画像生成にミッドジャーニーを使用するなど、複数の生成AIサービスを利用していると月の出費が気になりますよね。
そこで、一つのツールで、複数の多機能AIツールが使えるのか気になるところです。
ビットランドAIの料金プランは、コストパフォーマンスが高く、生成AI課金を上手に活用できるようになっています。
本記事では、ビットランドAIの料金プランを比較し、生成AI課金で得するポイントを3つ解説していきます!
特に、普段は文章生成をメインで行い、挿絵やアイキャッチで画像素材を利用している人には、
かなり費用を安く抑えながら、文章生成だけでなく、画像生成や音声生成も利用することができるので、かなり費用を押さえながら最新のAIを利用することができてしまいます!
イラスト生成・音声生成をメインに使用している場合は、クレジット消費が激しいため、単体契約をお勧めする
この記事はこんな人におススメです。
マーケティング担当者: 広告文章作成や動画ナレーションの作成
デザイナー: 画像素材や動画素材の生成
教育者: 講義用資料や説明動画の作成
ライター: アイデア出しや文章作成
中小企業オーナー: 新規事業のアイディア出しや財務アドバイス
フリーランス: 各種業務に関する専門的なアドバイスを提供するパートナーとして
ビットランドAIとは

ビットランドAIは、2024年10月にリリースされたばかりの新しいサービスで、テキスト生成、チャット、画像生成、画像認識、音声生成、動画生成、文字起こしなど、さまざまなAIツールを一箇所で利用できるオールインワンプラットフォームです。
サービスのコンセプトは、ユーザーが「小人さんがあなたの代わりに仕事をしてくれる」ような体験を提供することを目指しています。特筆すべきは、プロンプトの知識がない初心者向けの豊富なテンプレートが揃っていることです。特に生成AI技術を活用することで、コンテンツ制作を効率化できます。
リリースされたばかりのサービスですが、すでに登録ユーザー数は500名(2024年11月時点)を超えており注目度の高いサービスです。
開発者・運営会社
オールインワンAIサービス「ビットランドAI」は、国内最大級のAIライティングツールCatchyを開発発した古川渉一氏が代表を務める株式ぎ会社ビットランドによって運用管理されています。
本サービスは、Microsoft Corporation(本社:米国ワシントン州、以下「マイクロソフト社」)が提供するスタートアップ企業支援プログラムMicrosoft for Startups Founders Hubに採択されており、今注目のサービスとなっています。
運営会社 | 株式会社ビットランド | |
代表取締役 | 古川渉一 | SNS: Nothion |
設立 | 2024年8月 |
使用できるAIサービス
2025年3月現在ビットランドAIで使用可能な各生成AIサービスは以下の通りです。注目すべきところは、Claude SonnetやGPT4.5など課金しないと公式サービスでは使用できないところ、ビットランドAIでは、クレジットを気にすることなく使用することができる点です!
文章生成
リアルタイムな文章生成

・Claude 3.7 Sonnet
・Claude 3.5 Sonnet
・Claude 3.5 Haiku


Llama 3.3 70b

・GPT 4.5(25/2/22最新)
・GPT-4o/GPT-4o-mini
・o1-mini
・o3-mini
画像生成
日本語で指示出しが可能で、高品質な画像を生成



音声生成
リアルな音声コンテンツの作成

動画生成



ビットランドAIでは、複数のAIモデルを使用しています。主に、自然言語生成ではOpenAIのGPTシリーズ(例:GPT-4o-mini)、画像生成にはMidjourneyやRunwayなどが統合されています。これにより、ユーザーは最適なモデルを選択して作業を行うことができます
料金プラン
ビットランドAIは、ユーザーのニーズに合わせた複数の料金プランを用意しています。
一般的には、基本の「ビギナープラン」から始まり、使用するクレジット数に応じて、よりお得な「プロプラン」や「アルティメイトプラン」が存在します。クレジットは使用した分だけ消費され、月ごとの繰り越しも可能です
料金プランは「フリー」、「ビギナー」、「スターター」、「プロ」、「アルティメット」の5プランがあり、それぞれ異なるクレジット体系を持っています。無料プランでも基本機能を試すことができ、特にビギナープランは980円で毎月1,000クレジットが付与されるため、手頃です。さらに、クレジットを必要に応じて追加購入できるシステムとなっています。

通常フリープランは通常100クレジットのところ、3月限定キャンペーンで、500クレジット付与されているため今ならお得に試すことができます。
サービスの特徴
ビットランドAIの特徴には、以下の点が挙げられます:
- 多機能性: 一つのプラットフォームで多様なAI機能を統合しており、コンテンツの生成から音声の作成、文字起こしまで行えます。
- 国産対応: 日本の企業が開発しているため、完全に日本語対応しています。プロンプトも日本語で入力することができます。海外ツールのように翻訳する必要や、ツールを理解するための複雑な学習は不要です。
- 商用利用: 商用利用が許可されており、安心してビジネスでも活用できます。
海外の生成AIのサイトは日本語対応している部分もありますが、英語でプロンプトを打たないといけなかったりしますが、こちらはいわゆるプロンプトと呼ばれる指示の部分もすべて日本語対応してます。プロンプトを翻訳する作業を省略することができます。
各機能ごとに消費されるクレジットの目安
生成AIの種類 | 1回あたりの 消費クレジットの目安 | ビギナー 1000クレジット | スターター 5000クレジット | プロ 15000クレジット |
---|---|---|---|---|
文章 | 0 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
画像 | 10~25 | 40~100回分 | 200~500回 | 約600~1500回 |
動画 | 50~100 | 10回~20回 | 50~100回 | 150~300回 |
音声 | 10 | 100回 | 500回 | 1500回 |
上記試算は単純計算のため、複数の生成AIを組み合わせて使用した場合は、クレジットを多く消費することも考えられます。
そのため、プラン検討の際は、特に文章生成以外のサービス(Midjourneyなど)を月にどれくらいの頻度で生成しているかの過去データをもとに試算してみる必要がありそうです。
サポート体制
サービスのサポート体制は、基本的にオンラインでヘルプセンターを通じたサポートが中心です。FAQが整備されているので、まずFAQを確認し、解決できない場合は、ビットランドAIログイン後に表示される画面上の「ヘルプ」ボタンから、お問い合わせフォームで質問することができます。
ビットランドAIを実際使って使い勝手を試してみた!
では、ビットランドAIを使用感は実際どんな感じでしょうか。実際にためしてみましたので、その登録の仕方と、実際にどんなものが生成可能なのかを見ていきたいと思います。
アカウント登録・ログイン
会員登録はGoogleアカウントを使用して会員登録することができます。

Googleアカウント連携が完了したら、自分のコビット君(アカウントネームのようなもの?)が生まれるので、そのコビットに名前や性格をつけていきます。コビット君はこの登録の時に1回表示されるのみで、ツールを使用している場合や使用したクレジットに応じてコビット君の見た目が変化するなどのギミックは特になさそうです。

アカウント登録が完了すると、ビットランドAIで生成AIを自由に触っていくことができます。
こちらは、ホーム画面はこのように配置されており、好きな生成AIをクリックすることで、生成画面に遷移します。

コビットの編集
コビットの性格や名前はいつでも変更が可能です。変更するには、「チャット」機能から変更することができます。


最初に設定したコビットとは別の役割を持った別人格のコビットも作成することができます。


このコビットを複数設定しておくことで、毎回生成AIに役割について指示する手間を省くことができます。事前に用意されている役割は、「LPコーダー」「セールスライター」「UXライター」「SEOライター」などがあるようです。
用意されている役割を追加するでもいいですし、自分で役割を新しく設定して文章で記載しておくことも可能です。
ビットランドAIを使って画像生成を試してみる
ビットランドAIに用意されている「キャラクターデザイン」テンプレートを使って、画像を生成してみます。

生成画面は以下の画像の通りとなっており、「テーマ」の欄に生成したいキャラクターのイメージを文章で入れていきます。

よかった点:
通常、他サービスの画像生成AIを使う場合は、プロンプトは英語で指定する必要がありますが、ビットランドAIでは、日本語で指定することが可能です。英語プロンプトを事前に作っておく手間がなくなるのはいいと思いました!
今回は、「空を飛んでいる白いくまさん、色とりどりのカラフルな風船が沢山つけられた椅子に座っている くまさんの周りには白いハトが5匹周りを飛んでいる」を指定しました。その結果、生成されたものは以下のような画像となりました。

ハトは理解できなかったのか、ちいさな羽を付けた白いくまさんが代わりに生成されました。「鳩」と漢字で指定していたら異なる結果が表示されたかもしれません。また、メインのくまさんの前足の肉球の数がおかしなことになっています。


残念だった点:
修正するボタンはないので、ダウンロードしたうえで、細かいところは別途画像ソフトで修正するか、テーマに入力した文章に「前足の肉球の数は5個」などと、より詳細を指定して、再度クレジットを使用して生成しなおす必要がありそうです。
また、現状、どの生成AIモデルを使用して、画像生成を行うのかは不明となっています。Stable Diffusionで作成した画像なのか、Midjourneyで作成した画像なのかは判別できないようになっています。
重み付けなどの記載方法のヒントは特にないため、Stable Diffusionの記載ルールなのか、Midjourneyの記載ルールに従えばいいのかはわからないため、詳細に指定した場合は、各サービスを直接利用したほうがよさそうです。
文章生成を試してみた
次は、文章生成を試してみます。文章生成では、300以上のテンプレートが用意されていますが、カテゴリ分けがされているので、カテゴリごとに使用したいテンプレートを選んで生成することができます。
今回は「ペルソナシート作成」「チーム目標設定」「リスク管理計画書作成」の3つのテンプレートを試してみました。
ペルソナシート作成
自社サービスの強みと訴求したいターゲットを簡単に記入すると、具体的なペルソナを作成してくれるだけでなく、そのペルソナが抱えている悩みやニーズ・どんな流れで購入まで行くかを考えてくれました。刺さるメッセージ屋訴求ポイントも併せて考えてくれます。



チーム目標設定文書
チームの簡単な目標とチームメンバーの名前を記入する欄があるだけのテンプレートとなっている。
簡単に数値目標と、メンバーの特徴を記載して出力してみたところ、メンバーの得意不得意を考慮したタスク分散を検討してくれました。また具体的なアクションプランと役割分担・期限までを大まかに作成してくれました。




まとめ:ビットランドAIとは
各生成AIをお得に使用できるビットランドAIとはどんなサービスなのか、実際に使ってみた感想はどうなのかを調べてみました。
使ってみた感想としては、文章生成は各生成AIサービスでは、有料となっている最新のモデルを無制限で使用できるため、文章生成だけでもかなり使い勝手の良いサービスかと思いました。画像生成や動画生成の場合は、クレジット消費が必要となるため、画像生成をがっつり使いたい人にとっては生成数の上限があるためあまり向かないかなといった印象です。
文章を生成するのがメインで、少し画像を作成したい人にとって、生成AIにかける費用を押さえながら高品質な画像や文章を作成できると感じました!
ぜひ興味を持った方は実際にビットランドAIを試してみてくださいね!